2017.08.07

営業経験が就職に有利は本当なのか?

営業経験が就活や転職活動で有利になる。まずは営業から始めよう!最近、このような記事をネット上でよく見かけます。なぜ、営業経験があると就活で有利になのか?本当に営業経験が有利に働くことがあるのか。実際に調べてみました。

営業経験で身に付くもの

「営業経験が就活で有利になる」と言われるのは、これによりたくさんのスキルが身に付くからです。社会人として不可欠なビジネスマナーや、他の仕事にも応用の効くスキルを身につけることができます。具体的にどのようなスキルなのか、一つずつ見ていきましょう。

 

顧客のニーズを把握する探求力

営業は、お客様が何を欲しているのか(=ニーズ)を理解し、それぞれのニーズに見合った提案を行い、商品やサービスを販売します。ニーズを把握できるようになれば、お客様のタイプや考え方によって提供すれば喜ばれるのか?がわかるようになるので、販売戦略を立てられるようになります。
ニーズを把握できるようになれば、お客様が求めるものを提案、企画することができるようになります。営業以外でもコンサルティング業、保険会社、ファイナンシャルプランナーなどお客様に解決策を提案してあげる職業には、ニーズを把握する力は欠かせません。

 

受け入れられる提案ができる提案力

営業は、お客様の課題や問題を解決するために商品を販売します。お客様の課題や問題がわかっても、これらをを解決するための方法を提案できなければ、販売にいたることはできません。
相手にとって最適な、相手が「それなら良いかな」と思える、納得してもらえる提案ができなければ商品を買ってもらうことはできません。「相手に納得させる」ことができれば、このスキルを活かせるのは、営業などのお客様を相手にする仕事だけではありません。会社内で上司や先輩にも、自分の思いを提案できるようになります。相手のことを考えた上で、自分の意見を主張できる人は、社会の中で生き抜いていけるでしょう。

 

信頼されるコミュニケーション力

営業は、お客様との信頼関係を作らなければ始まりません。誰だって、よくわからない、怪しそうな人から物を買おうとは思いませんよね。どんな仕事をするにもコミュニケーション力は欠かせません。営業担当者としてお客様と関わらなくても、同じ会社の同僚や上司との関係も、より良いものが築いていけるでしょう。

 

相手を深く知れるヒアリング力

ヒアリングとは、相手のことを知るために適切な質問をして、相手の情報を集めることです。上手にヒアリングできれば、その人が何を求めているのか?どうしたいのと思っているのか?を把握することができます。
ヒアリングができるようになると、表面上の問題だけではなく、根本的な問題をつかみ取ることができます。それにより、お客様自身も気づいていない問題を解決できるかもしれません。これを「潜在ニーズ」といいますが、お客様自身も気づいている「顕在ニーズ」とともに解決に導くような提案をすればよいか?がわかります。ヒアリング力は、例えばコンサルタント業などにも、大いに役立ちます。

 

問題に直面した時の判断力

営業は一対一(必ずしも個人ではなく、会社対会社=BtoBもある)で行われることが多いため、どのタイミングで提案するべきか?どんな提案を行うのが最適なのか?一つの契約を取るだけでも判断することがたくさんあります。飲食店のアルバイトで、お客様とトラブルになったり、クレーム対応をするときは、最後に判断するのは店長や上の人の場合がほとんどですよね。
しかし、営業は一人でやることが多いため、自分で判断しなければならない場面があります。インターン生が一人でお客様と交渉することは少ないですが、早い時期に「問題に対する判断力」が身に付けば、どのような仕事をするときにも、問題の対処や、最善の解決策など、自分で判断できるようになります。判断力がある人は、なんでも人に頼って解決を促す人よりも、会社にとっての戦力となるでしょう。

 

“今の自分”を振り返る、自己分析力

現在の日本における営業は、待っていてもお客様が買っていく、というものではありません。必要に応じて、こちらから営業をしかけていく必要があります。しかし、営業初日一件目から、売れる人はなかなかいません。
営業をしていく上では、自分のどこが悪かったのか、なぜ販売につながらなかったのか、日々「自己分析」をしていく必要があります。「今回は何をしたのか?」、「なぜ売れなかったのか?」、「どうすれば上手くいくと思うか?」、現状を分析した上で、「売れるための仮説」を立てていきます。最初は思うように販売につながらなくても、これを繰り返していくことで、営業成績は上がってくるでしょう。営業ができるようになると、もれなく分析力も身についてきます。

 

実用的なビジネスマナー

ビジネスマナーは、いくら本を読んで勉強しても、自分のものとして身体に取り込むためには、実践が必要です。社内でのみ仕事をする職業よりも、企業やお客様を相手にする職業の方が、身に付きやすくなります。営業力以前に、言葉遣いや身だしなみ、対応に失礼があっては相手方に悪い印象しか与えません。
営業は、第一印象が勝負です。まずは、相手に良い印象を持たれなければ、その先の営業活動は難しくなるでしょう。
本を読んで学ぶよりも、実践で身に付けていきましょう。

 

社会人の基礎 応用力

営業で身に付くスキルをピックアップしましたが、ただ営業の仕事を経験すれば、己のスキルになるというものではありません。深く考えずに、慣れやその場の流れで仕事をすると、その場では販売につながるような営業ができるようになっても、根本的なビジネススキルとはいえないからです。
「営業経験がある」それだけで就職に有利に働くとは限りません。仮に就職ができたとしても、その先、企業で働き続けるうちに、「思っていたより使えない」というレッテルを貼られてしまうかもしれません。
しかし「どうすれば販売につながる営業ができるようになるのか」をしっかりと考え、時に自己分析し、人とのつながりを考えた対応をしていければ、他の職業にも応用できる大きなビジネススキルが身に付きます。

 

まとめ

「営業職を経験した」だけでは、就活には大きな影響はないかもしれません。大事なのは、営業という職業に求められるものを考え、得られるスキルを自分のものにできれば、有利になることがわかりました。社会人としてのスキルを身に付けることを目標に、営業インターンやアルバイトを経験すると、どこの企業にも歓迎される人材になることができるのではないでしょうか。

その他のオススメ記事

【スタッフ】第一回デジタルインターンシッ……

第一回のデジタルインターンシップセミナーを終えました。 参加者の大半が海外大生という異色の雰囲気の中、常に白熱したセミナーとなりました。

動画まとめ1 サイモン シネック: 優れ……

現代の世の中で「優れたリーダー」に求められる資質とは何なのか。それは「人を引き付け、周りの人間が自ら動くという気持ちにさせる何か」を持った人

日本の大学生が夏休みにやっておくべきこと

8月といえば夏休み。日本の大学に通う皆さんは、一体どのような夏休みを過ごしているのでしょうか。社会人になると、夏休みは必ずしも8月ではありま

外資就活を目指すなら、中小企業の長期イン……

大学生になると、「将来の自分」を思い描くようになる人は多いでしょう。特に2年生ともなると、ある程度自分の方向性が見えてくるのではないでしょう

その他のオススメ記事

就きたい職種は何!?就活するなら職種も重……

就活中の皆さん、これから就活をするぞという皆さん、就職先は「会社」で選びますか?それとも「職種」で選びますか?現在の就活は「会社」で選ぶのが

動画まとめ1 サイモン シネック: 優れ……

現代の世の中で「優れたリーダー」に求められる資質とは何なのか。それは「人を引き付け、周りの人間が自ら動くという気持ちにさせる何か」を持った人

インターンシップで一歩先を行こう!

インターンシップに参加する学生の多くは「就活に有利」と思って参加しているかと思います。これは、本当なのでしょうか。結論としては「多くの場合は

インターンシップでスキルを身に付けよう!

短期インターンシップでは、期間的に何かしらのスキルを得るには不十分なケースがありますが、長期インターンシップになると、ある程度は「技術的なス

お問い合わせは、こちらからお願いいたします。

お問い合わせ