インターンシップの企業選びには、どのような情報が参考になるでしょうか。今回は企業の「働きやすさ」に注目しながら、企業研究や業界研究に役立つ情報を紹介していきます。

「20代が働きやすい企業ランキング」の1位は?

企業口コミ・給与明細サイト「キャリコネ」は、「20代が働きやすい企業ランキング」を発表しています。初めて社員として働く人が多く、急激に成長する時期である20代が「働きやすい」と感じているのはどのような企業なのでしょうか。

調査では以下の6項目について、20代の会社員から自分の勤務先企業を評価してもらっています。

  • 「労働時間の満足度-残業や長時間労働がないか」
  • 「仕事のやりがい-楽しいか、意義を感じるか」
  • 「ストレス度の低さ-心身に疲弊感はないか」
  • 「休日の満足度-休みがあるか、有休を取れるか」
  • 「給与の満足度-金額は十分か、割に合うか」
  • 「ホワイト度-ブラック企業でないかを総合判断」

評価の高い順にランキング化した結果を1位から5位まで見ていきます。それぞれの企業の口コミとともに紹介しましょう。

■20代が働きやすい企業ランキング

1位「大阪ガス」・・・3.98

「勤勉な方が多く、業務の知識や資格を取得するための勉強会も定期的に開催されているため、社員の向上心を手助けする制度が整っている。そのため、年功序列の色が残る会社であるが、ベテランの方の仕事ぶりから、技術の高さや業務の経験量が違うと感じさせられることが多々ある。一人前になるためには、日々の努力の積み重ねが必要であると改めて感じさせられる企業」(電気・通信設備施工管理/20代前半男性/年収250万円/2013年度)

「残業はありますが、そこまで多くありません。月30時間程度です。フレックスも導入されており、自由に使用できますが基本的には定時に出退社する人がほとんどです。労働環境は非常によい職場だと思います。社風としては若い世代も中年世代も風通しはいいが真面目で保守的、古き良き企業といった雰囲気があります」(制御設計/20代前半男性/年収450万円/2014年度)

2位「ヤフー」・・・3.94

「社員食堂はビュッフェ形式のものもあり、それなりに味にもこだわってある。フレックス勤務もしやすく、最大で15時に退勤できるうえに在宅勤務も認められているため、プライベートで予定がある場合でも柔軟に調整して仕事をすることができる。上司と週1回程度1対1で面談する制度があり、悩み事や進捗、愚痴からおいしいレストランのお話までできるのでありがたい」(プログラマ/20代後半男性/年収500万円/2017年度)

「毎月、自宅で作業をして良い日があるのがユニークであり良い福利厚生です。また語学学習の金銭的サポートやTOEIC受験が会社負担なのはありがたいです」(商品企画/20代後半女性/年収500万円/2016年度)

3位「デンソー」・・・3.90

「仕事のやりがいはある。年度ごとに目標を設定し、年度末に達成できたかどうかを振り返る。裁量権は比較的多く、目標達成するための予算も交渉次第でつけてもらえる。自動車部品業界では冠企業となるため意思決定に関する業務は多い。幅広く勉強をする必要があるが、教育環境は整っている」(その他職種/20代後半男性/年収650万円/2012年度)

「わたしの所属している部署では残業管理が徹底されており、残業は月10時間以内、サービス残業は一切なかった。有給休暇も非常に取りやすい雰囲気であった。部署の雰囲気もよく、尊敬できる人が多く働いている」(人事/20代後半女性/年収450万円/2013年度)

4位「キヤノン」・・・3.77

「出産、育児休暇に対しては、取得しやすい雰囲気があるように見えます。また、復帰後の待遇についても良好で、1年ほど休暇を取得されていた方が、今は普通にバリバリと働いています。また、男性で育休を取得している方も散見されるので、出産、育児休暇に関してはとても良い環境があると思います」(システムエンジニア/20代後半男性/年収550万円/2017年度)

「残業は極めて少ない。設計開発系を除き、基本的には残業できないシステムになっている。私も、入社してから一度も残業したことがない」(技術関連職/20代前半男性/年収400万円/2018年度)

5位「トヨタ自動車」・・・3.65

「帰りに職場で自己記入&正門で従業員証で管理していて、誤差があると理由を聞かれるため貰える給料に残業代はしっかりと入っています。残業もどんなに多くても月に45時間を超えないように管理しているため、働きすぎない環境がありました。会社カレンダー以外に休日出勤になった場合は普段の日勤より給料が多くもらえます。そして定時に帰れるので自ら休日出勤に志願する人が多かったです」(生産・製造技術/20代前半女性/年収400万円/2013年度)

「社員食堂があるのは便利。また、比較的安価で利用できる。部署にもよるのかもしれないが、無償でコーヒー、お茶の自販機がある。さすがに福利厚生については色々と恵まれており、長期休暇などで利用できる施設などはありがたい。本社系ビルは駅からも近く便利。能力が高い人にとっては退屈かもしれないが、その他の普通の人にとっては年功序列で給料が上がる良い企業だと思う。福利厚生として、30歳までの独身者は家賃補助として5万円、40歳までの既婚者には8万円の補助がある」(人事/20代前半男性/年収700万円/2016年度)

口コミからもわかるように、プライベート時間の確保や安定性を重要視すると言われる20代の意見を反映した結果となっています。

インターンシップに参加する際には、このようなデータもぜひ参考にしてみましょう。