インターン先の会社を選ぶときには、「興味のある業種や職種から選ぶ」「知名度や人気で選ぶ」「勤務地から選ぶ」などさまざまな方法があります。今回は「インターンシップ参加先を『会社の魅力』で選ぶ」というテーマで、インターンシップの参加先の選び方について考えてみたいと思います。

「どのような企業に魅力を感じるか」

「就職するなら魅力のある企業がいい」と誰もが思うのではないでしょうか。とは言え、「魅力」というのは人それぞれ感じ方が違うものです。具体的にはどのような部分に魅力を感じる人が多いのでしょうか。

i-plugが2019年2月に実施した「【2020年卒版】就活生の『働き方』に関する意識調査アンケート」には、学生がどのような企業に魅力を感じているのかを調査しています。調査結果の一部を紹介しましょう。

「社内の雰囲気がいい」80.5%

同調査で「どのような企業に魅力を感じるか」と聞いたところ、最も多かった回答は「社内の雰囲気がいい」でした。8割以上の人が「社内の雰囲気」を重視していることがわかります。

「給与、待遇がいい」64.0%

2番目に多かった回答は「給与、待遇がいい」でした。1位の「社内の雰囲気」のようなソフト面ではなく、「給与・待遇」といったハード面を重視している人も多いことがうかがえます。

「成長できる環境がある」59.5%

半数以上の人が「成長できる環境がある」企業に魅力を感じると回答しました。「自分自身を成長させたい」という前向きな意欲のある学生が多いことがわかります。

「やりがいがある」59.3%

仕事に「やりがい」を求める学生が6割近くいることがわかりました。「就職するならやりがいのある仕事がいい」という回答からは、就職に対する積極的な姿勢がうかがえます。

「完全週休二日制」57.8%

今の就活生は小中学校が完全週休二日制になったあたりの年代ですので、就職しても完全週休二日を求めてしまう気持ちもわかります。こちらも半数以上が魅力を感じると答えています。

「将来性がある」55.5%

5割以上が「将来性がある」企業に魅力を感じると答えています。会社自体に将来性があるかどうかは気になるところでしょう。「成長分野の企業に就職したい」と考える学生が多いことは自然なことです。

「理念・ビジョンに共感できる」

企業理念に共感できるかどうか、というのは就職意識を大きく左右するものでしょう。会社としての考え方、経営者の考え方をよく知り、共感できるところで働きたいものです。約半数が「魅力を感じる」としています。

「安定した事業を続けている」42.6%

かつては「安定性」と言えば大手企業の代名詞のようなものでしたが、現在ではどのようなことが起こるのか予測のつかない世の中となっています。そんな中でもやはり「安定性」を求める人は多く、「安定した事業を続けている」には4割強が「魅力を感じる」としています。

「教育・研修に力を入れている」42.2%

入社後の教育制度、研修制度に興味のある学生も多いようです。入社してすぐの教育体制も気になるでしょうし、どのようにステップアップやキャリアアップができるのか、といった将来的な問題も見据えているのでしょう。

上記以外に挙げられている魅力は?

同調査では上記のほかにも、「給与が高い」「新しいことにチャレンジしている」「年齢に関係なく実力次第で昇進のチャンスがある」「産休育休後の復職率が高い」「知名度がある」「海外で働けるチャンスがある」「経営陣に魅力がある」といった項目が挙げられています。

魅力の感じ方は人それぞれですが、他の人がどのようなポイントを魅力として重視しているのかを知ることで、企業選びの参考にすることができます。インターン先の企業を決める際に悩んでしまう人が多いようですが、上記のようなポイントの中から「自分は何を優先するのか」といった視点から見てみることで選択しやすくなるはずです。

「人気企業ランキング 会社の魅力編」

楽天みん就が発表している「2020年卒 新卒就職人気企業ランキング 会社の魅力編」では、「経営者・ビジョンに共感」「製品イメージが良い」「技術力がある」「安定している」「成長性が高い」の5つの区分の人気企業が紹介されています。

2020年卒予定の学生は、どんな企業を支持しているのでしょうか。結果の一部を紹介しましょう。

「経営者・ビジョンに共感」できる企業ランキング

  • 1位「ソフトバンク」
  • 2位「日本航空(JAL)」
  • 3位「オリエンタルランド」
  • 4位「松竹」
  • 5位「丸紅」

「製品イメージが良い」企業ランキング

  • 1位「明治グループ(明治・Meiji Seika ファルマ)」
  • 2位「任天堂」
  • 3位「森永製菓」
  • 4位「ロッテ」
  • 5位「コーセー」

「技術力がある」企業ランキング

  • 1位「日立製作所」
  • 2位「富士通」
  • 3位「デンソー」
  • 4位「日本IBM」
  • 5位「富士フィルム」

「安定している」企業ランキング

  • 1位「西日本旅客鉄道(JR西日本)」
  • 2位「三井住友銀行」
  • 3位「NTT東日本」
  • 4位「三菱地所」
  • 5位「三井住友海上火災保険」

「成長性が高い」企業ランキング

  • 1位「サイバーエージェント」
  • 2位「アクセンチュア」
  • 3位「ジェーシービー」
  • 4位「LINE」
  • 5位「楽天」

まとめ

今回は「インターンシップ参加先を『会社の魅力』で選ぶ」というテーマで、インターンシップの参加先の選び方について考えてみました。さまざまなデータを参考にして、自分に合った企業選びをしていきましょう。