インターンシップに参加する目的や意味を考えたことがあるでしょうか。「みんなが行くから自分も」と、あまり深く考えずにエントリーしている人も多いと思います。今回は「インターンシップに参加すると、どんなメリットがある?」というテーマで、インターンシップに参加することで得られるメリットについて考えていきます。

インターンシップ参加の目的は?

インターンシップに参加する一番の目的といえば、「その企業や業界について深く知りたい」を挙げる人が多いでしょう。「どんな会社なのか詳しく知りたい」「自分の適性に合っているか確かめたい」という思いが強いのではないでしょうか。

1位は「どの業界を志望するか明確にするため」

実際に、インターンシップの目的について調査をしたデータがあります。たとえば、マイナビの「2020年卒 マイナビ大学生インターンシップ前の意識調査」では「あなたがインターンシップに参加する目的として当てはまるものをお選びください」という質問をしています。その中で最も多かった回答は「どの業界を志望するか明確にするため」、2番目に多かったのは「どの職種を志望するか明確にするため」、続いて「自分が何をやりたいのかを見つけるため」「仕事に対する自分の適性を知るため」という結果でした。

最も回答が多かった「どの業界を志望するか明確にするため」では全体の64%が選択していますので、「業界研究」の場としてインターンシップに参加するという学生がたくさんいることがわかります。

「業界研究」「自己分析」以外にどんなメリットがある?

さて、インターンシップに参加するにあたって、「業界研究や自己分析のために」という目的があることはわかりましたが、それ以外にはどのようなメリットがあるでしょうか。

「リクルーターとの接触」

ここで、ディスコが発表している「キャリタス就活2020 学生モニター調査結果」を見てみましょう。2020年卒予定の大学4年生を調査した「5月1日時点の就職活動調査」によると、5月1日時点で「リクルーターとの接触がある」と回答した学生は50.3%でした。

「リクルーターと接触したきっかけ」をたずねたところ、最も多かった回答は「インターンシップに参加したら連絡が来た」(49.8%)というものでした。続いて「エントリーシートを提出したら連絡が来た」(30.3%)、「セミナーに参加したら連絡が来た」(29.6%)となっています。約半数の人が、インターンシップをきっかけにリクルーターから接触があったということになります。

リクルーターからの接触があったということは、採用選考に進む可能性が大きいわけですから、インターンシップに参加するメリットだと言っても過言ではないでしょう。内定への近道になるケースも十分に考えられます。

内定をもらった人は5割以上

同調査では、内定についてのさまざまな質問もしています。5月1日時点での内定状況を聞いたところ、「内定あり」と答えた人は51.1%でした。

内定を得たあとの状況は?

また、すでに内定をもらっている人の5月1日時点での状況を見てみると、「就職先を決定し活動終了」35.4%、「活動は終了したが複数内定保持」6.7%、「進学などの理由で就職活動を中止」0.6%、「就職活動継続」57.3%となっています。また、内定社数の平均は、1.7社ということがわかりました。

就職先を決定してすでに就職活動を終えた人が約35%いる一方で、内定をもらいながらも就活継続中としている人は57%超いることがわかりました。内定は得たものの結果には納得していない学生が多くいることがうかがえます。

就職決定企業について

続いては、就活をすでに終了した学生の就職決定企業について見ていきましょう。

就活を終了した背景は?

すでに就活を終えた学生の「就職先を決めて就職活動を終了した背景」について見ていきましょう。

同調査によると、就活を終了した理由で最も多いのは「就職決定企業に満足したから」(92.3%)でした。その他は「早い時期に内定が出たから」(39.3%)、「就職活動を終えて、残りの学校生活を充実させたかった」(28.6%)、「就職活動に疲れた(体力的、精神的、金銭面など)」(19.7%)といった回答が続きますが、やはりトップの「就職決定企業に満足したから」との回答が圧倒的でした。

インターンシップ参加状況

続いて、就職決定企業のインターンシップ参加状況を見てみましょう。就職決定企業のインターンシップに参加したかどうかをたずねたところ、「参加した」(61.1%)、「参加していない」(38.9%)という結果が出ました。6割以上の人が、就職を決定した企業のインターンシップに参加していたことがわかりました。

この結果から、「インターンシップへの参加は就活に有利」と明言することは難しいかもしれませんが、就活先をすでに決定している人はインターン参加者であるケースが多い、ということは言えるでしょう。

まとめ

今回は「インターンシップに参加すると、どんなメリットがある?」というテーマで、インターンシップ参加で得られるメリットについて考えてきました。これからインターンシップに参加しようという人は、ぜひ参考にしてみてください。