インターンシップや就活の面接の場では、自己PRを求められることが多くあります。あなたが自分自身をアピールする場合、どんな点をアピールするか決めているでしょうか。今回は、「面接でのアピールポイント、もしかしてズレてるかも!?」と題して、企業と学生とのギャップについて考えてみたいと思います。

効果的な自己PRとは?

面接の場において、自己PRはかなり重要なポイントになります。「何をアピールすればいいんだろう?」「自慢できることがなかったらどうすればいいの?」と悩む人も多いかもしれません。

どのような自己PRが効果的なのか、まずは要点から見ていきましょう。

面接官が何を求めているのか考えよう

面接官から自己PRを求められた場合、当然のことですが面接官はあなたの自慢話が聞きたいわけではありません。あなたが自己PRをしている間に、「コミュニケーション能力はあるか」「適性はあるか」「どんな志向を持っているのか」など、あなたの人となりをチェックしています。

自己PRを始めとした面接の場で大切になるのは、あなた自身を理解してもらい、好感をもってもらうことです。自分本位にただ話すのではなく、相手が何を求めているのかを考えながら話を進めてみましょう。

話の構成をわかりやすくしよう

自己PRをするときには、相手に伝わりやすい話し方、わかりやすい構成を心がけましょう。話し方では、早口だったり声が小さかったりするのはマイナスポイントです。自信をもってハッキリと話しましょう。

また、話の構成や流れにも気を配りましょう。まずは結論から話すことで、相手に内容が伝わりやすくなります。結論を簡潔に伝え、それから背景や理由で肉付けしていくような構成にしてみましょう。

効果的なアピールポイントを見つけよう

「自分のアピールポイントが見つからない」という人もいるかもしれませんが、心配することはありません。企業が何を求めているのかを知れば、アピールするべきポイントも見えてくるはずです。

リクルートの「就職白書2019」によると、企業が採用基準で重視する項目と、学生が面接でアピールする項目にはギャップが見られるといいます。次の項で詳しく見ていきましょう。

企業と学生とのギャップ

同調査では、企業が採用基準で重視する項目と、学生が面接でアピールする項目について調査し、比較したデータをまとめています。その一部を紹介しましょう。

「企業が採用基準で重視する項目」

同社が対象企業に「企業が採用基準で重視する項目(複数回答)」を聞いたところ、最も多かった回答は「人柄」(92.2%)でした。調査の回答結果をランキング形式にまとめてみます。

  • 1位「人柄」92.2%
  • 2位「自社/その企業への熱意」74.8%
  • 3位「今後の可能性」66.9%
  • 4位「性格適性検査の結果」44.2%
  • 5位「基礎学力」38.0%
  • 6位「能力適性検査の結果」35.5%
  • 7位「アルバイト経験」21.2%
  • 8位「大学/大学院で身につけた専門性」21.0%
  • 9位「学部・学科/研究科」18.1%
  • 10位「大学/大学院名」14.7%
  • 11位「大学/大学院での成績」13.9%
  • 12位「大学入学以前の経験や活動」13.5%
  • 13位「語学力」10.6%
  • 14位「取得資格」9.5%
  • 15位「知識試験の結果」8.7%
  • 16位「所属クラブ・サークル」7.4%
  • 17位「インターンシップ経験」6.4%
  • 18位「趣味・特技」5.7%
  • 19位「ボランティア経験」5.5%
  • 20位「所属ゼミ・研究室」5.4%

以上のような結果となっています。

「学生が面接等でアピールする項目」

では、「学生が面接等でアピールする項目」はどのような結果になっているでしょうか。「企業が採用基準で重視する項目」と同じ項目で比較してみましょう(カッコ内は「企業が採用基準で重視する項目」の順位)。

  • 1位「アルバイト経験」44.0%        (7位)
  • 2位「人柄」32.1%             (1位)
  • 3位「所属クラブ・サークル」31.7%     (16位)
  • 4位「大学/大学院名」14.7%        (10位)
  • 5位「大学/大学院で身につけた専門性」19.7%(8位)
  • 6位「所属ゼミ・研究室」18.9%       (20位)
  • 7位「自社/その企業への熱意」17.4%    (2位)
  • 8位「学部・学科/研究科」16.4%      (9位)
  • 9位「趣味・特技」15.6%          (18位)
  • 10位「取得資格」12.6%           (14位)
  • 11位「大学/大学院での成績」10.3%     (11位)
  • 12位「今後の可能性」10.1%         (3位)
  • 13位「ボランティア経験」9.6%       (19位)
  • 14位「語学力」8.5%            (13位)
  • 15位「海外経験」7.8%           (23位)
  • 16位「インターンシップ経験」7.0%     (17位)
  • 17位「パソコン経験・スキル」6.8%     (21位)
  • 18位「大学入学以前の経験や活動」6.1%   (12位)
  • 19位「基礎学力」5.2%           (5位)
  • 20位「履修履歴」2.7%           (22位)
  • 21位「性格適性検査の結果」2.6%      (4位)
  • 21位「能力適性検査の結果」2.6%      (6位)
  • 22位「知識試験の結果」1.9%        (15位)

企業が採用基準で重視している項目は「人柄」「自社への熱意」「今後の可能性」の順でしたが、学生がアピールしている項目は「アルバイト経験」「人柄」「所属クラブ・サークル」の順となりました。企業の重視する点と学生がアピールする点には、ギャップがあることがうかがえます。

まとめ

今回は「面接でのアピールポイント、もしかしてズレてるかも!?」と題して、企業と学生間のギャップについて考えてきました。インターンシップや就活の面接対策に、ぜひ役立ててみましょう。