インターンシップに参加するにあたっては、明確な目的をもつことが大切です。とはいえ、初めての参加の際などは詳しい内容もわからないため、どんな目的を設定したらいいのか悩んでしまうこともあるでしょう。今回は先輩たちがインターンに参加したときの目的を紹介していきます。今後の活動の参考にしてみましょう。

インターン参加目的と参加先選びのポイント

インターンシップに参加する目的はさまざまあると思いますが、先輩たちはどのような目的をもっていたのでしょうか。リクルート就職みらい研究所が発表している「就職白書2019」の調査結果から見てみましょう。

インターンシップの参加目的

同調査では、2019年卒の学生を対象に「インターンシップの参加目的」をたずねています。最も多かった回答は「仕事理解」「業種理解」で、それぞれ69.4%の人が選びました。「仕事」や「業種」について詳しく知ることを第一の目的にしている人が多いことがわかります。

続いて多かった回答は「企業・職場の雰囲気を知る」(39.5%)、「企業の事業内容理解」(37.7%)です。「企業・職場の雰囲気を知る」は約4割の人が選びました。ホームページからの情報だけでは知りえない会社の雰囲気や風土などを知るために、インターンシップを活用しようという意図が伝わってきます。また、「企業の事業内容理解」も同様に、ホームページなどで知りえた情報以上の詳しい内容について知りたい、という意欲の表れでしょう。

「自分のスキルの見極め」(17.6%)、「自分自身のキャリア観を明確にする」(15.4%)という回答もそれぞれ2割弱ありました。自身のスキルを見極める、またキャリアを明確にするといった目的のために、インターンシップに参加する人も一定数いることがわかります。

1割前後の回答になりますが、「内定獲得(採用直結)」(12.7%)、「社会人との人脈構築」(10.1%)、「他の就職活動生との人脈構築」(6.7%)といった回答もありました。内定直結型のインターンシップに参加をしたり、社会人や他の学生との人脈を構築したりと、就活に直接結びつくような目的を挙げている人もいました。

インターンシップ先を選ぶ際に重視したこと

同調査では、「インターンシップ先を選ぶ際に重視したこと」という質問もしています。最も多かった回答は「業種」で67.1%の人が選択しました。インターンシップのエントリー時期ではまだ志望企業は明確になっていないかもしれませんが、気になる業種、就職したい業種が決まっているという学生は多いようです。

次に多かった回答は「インターン内容」(53.0%)です。インターンシップのプログラム内容は企業によってさまざまです。たとえば志望業種ではなかったとしても、面白そうなプログラムがあれば参加してみたいと思う人もいるでしょう。半数以上の人が「重視する」と答えているのも納得できます。

続いては「職種」(44.5%)です。業種に関係なく、興味のある職種について詳しく知りたいという人が多いようです。「職種」を重視したという人は半数近くいました。

以下、「日程・期間」(34.8%)、「会場(地域・場所)」(33.1%)、「企業名」(25.1%)、「企業規模」(11.3%)といった回答が続きます。日程や会場といった物理的な条件は、参加先を選ぶときに重要なポイントになります。また企業名や企業規模といったブランドや安定性を重視する人も一定の割合を占めています。

また少数ですが、「採用選考に直結するかどうか」(9.1%)、「報酬」(5.0%)といった回答も見られました。

インターン参加企業への入社予定は?

先輩たちが就職を決めた会社は、インターンシップに参加した企業なのでしょうか。調査結果を見てみましょう。

インターンシップ参加企業への入社予定状況

調査では、「インターンシップ参加企業への入社予定状況」についても質問しています。その結果、「インターンシップ参加企業に入社する予定」が37.3%、「インターンシップ参加企業ではないが、同業種の企業に入社する予定」が24.7%、「まったく異なる業種の企業に入社する予定」が37.9%となりました。

「インターンシップ参加企業に入社する予定」と答えた人の割合は37.3%でしたが、これまでの同様の調査では昨年22.3%、一昨年22.4%という数字でした。2019年卒の学生でグンと数字を伸ばしたことがわかります。

まとめ

今回は「先輩たちに聞いた『インターンの参加目的』はコレ!」と題して、インターンシップの参加目的を始めとするさまざまなデータを紹介してきました。

先輩たちがインターンに参加した目的や、参加にあたって重視したことなど、さまざまな調査データを知ることは自身のインターンシップ参加にとても役立ちます。企業選びや目標設定に迷ったときなどは、先輩たちの過去のデータを参考にしてみましょう。