「大人になったら何になりたい?」

彼女は、小さい頃この質問に答えることのできなかったそうなのですが、それは何にも興味がなかったからではなく、あり過ぎたためだったといいます。

 

成長してからも色んなことに興味は持つけど続かない……。彼女自身、この問題に悩んだ時期もあったそうです。

しかし、たくさんの事に興味を持ち、いろんな事をしたい、ということは何もおかしいことではない、これこそが、まさに天職。それを彼女は「多くに興味を持ち創造を追求する人。マルチ・ポテンシャライト」だと、表現しました。

このマルチ・ポテンシャライトの持つ強みとは、どんなものなのでしょうか。

 

一つ目は、アイデアを統合すること

二つ以上の分野を組み合わせ、それらが交わる所で新しい何かを創造する事です。

革新はこのような交差点で起こり、新しいアイデアが生まれるのです。

様々な経歴を持つマルチ・ポテンシャライトは多くの交差点に容易にアクセスできます。

 

二つ目は 迅速な学習力

マルチ・ポテンシャライトは何かに興味を持つと、のめり込み、手当たり次第吸収します。様々なことにチャレンジしてきましたが、あらゆることで「初心者」を経験したため新しい事を始めることも苦に感じません。

また、培ってきた多くの技能は違った分野でも応用できるため、 新しい分野でも1から物事を始める事はほとんどないのです。

 

三つ目は、適応力

これはどんな場面に遭遇しても それに合わせられるという能力です

世界の経済が激変する中、さまざまな方向に容易に方向転換できる個人や組織こそが、成長の真っ只中にある市場のニーズを満たすことができるのです。

 

 

自分の内なる資質を大切に

「アイデアの統合、迅速な学習力、適応力の3つの力は、マルチ・ポテンシャライトが得意とする部分である一方で、「焦点を絞れ」と強いられると失いかねない技能である」と彼女は言います。「マルチ・ポテンシャライトのありのままを大事にする理由は、私たちの社会の中にあります。現在、世の中に山ほどある“複雑で多次元的な問題に”取り組むには、創造的で型にはまらない人材が必要」であると。

 

仮に、自分がマルチ・ポテンシャライト出会った場合、何かの道のスペシャリストと手を組むことで、最高のチームを作ることができます。ところが、時として「マルチ・ポテンシャライトは、スペシャリストになれ」と言われてしまうことも。これから社会に出て行った時、これが大きな壁となることもあります。

しかし彼女の言葉を借りるならば「自分の内なる資質を大切にし、もしあなたが真のスペシャリストなら、それを全うすべき。内に秘めた情熱と好奇心を大切にし、好奇心の交差点を追求する」ことを、目標としていきたいですね。