社会人になる前に身につけておきたいスキルはたくさんありますが、PCスキルはその代表格とも言えるでしょう。今回は、覚えておきたい基本的なパソコンスキルや、PCに対する学生の意識についてまとめていきます。

覚えておきたい基本的なパソコンスキル

社会人になると多くの場面で基本的なパソコンスキルが求められます。今はレポート作成時にしかパソコンを触らない、という人もいるかもしれませんが、就職するまでには基本的なPCスキルを身につけたほうがいいでしょう。

では、「基本的なPCスキル」とはどのようなスキルを指すのでしょうか。具体的に挙げていきます。

タイピングスキル

パソコンを使うためにまず必要なのはタイピングスキルです。スマホのフリック入力は異常に速くても、パソコンのキーボードとなると途端にスピードが落ちてしまうという人は多いのではないでしょうか。タイピングは練習すれば上達するものですから、普段から少しずつ慣れていくことが大切です。

Word、Excelのスキル

社内文書や必要書類を作成するときには、ワードやエクセルを使っている会社がほとんどです。ちょっとした書類や資料の作成くらいはできるように、これらのソフトは使えるようにしておきましょう。また、企画書やプレゼンの資料を作成するのに便利なパワーポイントの基本操作も覚えておくと便利でしょう。

メールのスキル

メールの送受信といった基本的なことから、ccやbccなどの理解、ファイルの添付方法など、最低限の操作方法は身につけておく必要があります。また、ビジネスメールの書き方についても学んでおくと便利でしょう。メールは取引先と直接やりとりをする重要なツールになりますから、基本的な部分はしっかり押さえておきましょう。

学生の7割がPCスキルに自信がない?

小さい頃からスマホに慣れてきた今の学生にとって、パソコンはいまいち馴染みの薄いものなのかもしれません。調査によると、7割以上の学生が「PCスキルに自信がない」と答えています。

この調査はNECパーソナルコンピュータによるもので、「就職活動を経験していない大学1年生~3年生」「就職活動を経験した大学4年生」「企業の採用に関わった経験のある社会人」を対象に、PCに対する意識を聞いたものです。

PC所有率は9割以上

「『若者のパソコン離れ』が進んでいる」という話はよく聞きますが、調査によると大学生の9割以上はPCを所持していることがわかりました。言われているほどパソコン離れは起こっていないのかもしれません。

また「自分専用または家族共有のPCをもっている」と答えた人は大学1~3年生で92.7%、大学4年生では95.4%、「自分専用のPCをもっている」4年生は80.3%という結果が出ています。

PCスキルには自信がない?

パソコンの所持率は高いのですが、スキルとなると自信がないようです。「PCスキル(ワード、エクセル、パワーポイントなどの資料作成スキル)の必要性と自身のPCスキルに対する自信について」の調査結果を見てみましょう。

大学1~3年生の96.8%、4年生の95.6%が「PCスキルは必要」と答えていますが、1~3年生の75.7%、4年生の70.7%が「自身のスキルに自信がない」としています。つまり、全体の7割以上が「PCスキルには自信がない」と考えていることがわかります。

採用担当者もスキル不足を感じている

調査ではさらに、企業の採用担当者の声も集めています。「新入社員にPCスキルの不足を感じるか」という質問をしたところ、57.2%が「スキル不足を感じる」と答えています。

また、「採用の際に、PCスキルの有無を重視するか」という質問では、44.3%が「重視する」と答えています。

インターンシップに参加してみよう

「PCスキルが大切なことはわかったけれど、どの程度まで身につければいいの?」という人もいるでしょう。必要なスキルは、担当する業務ごとに違ってきます。より詳しく知りたい場合は、企業が行っているインターンシップを利用するといいでしょう。

インターンに参加することで、具体的な業務内容や仕事の現場について知ることができます。PCスキルについて直接質問することもできますし、「この職種に就きたいなら、これくらいのPCスキルが必要」ということも見えてくるかもしれません。インターンの機会を上手に利用してみましょう。

まとめ

今回は「大学生のうちに身につけたいPCスキル」をテーマにお話をしました。

「覚えておきたい基本的なパソコンスキル」は以下の通りです。基本的な操作は学生のうちに身につけておきましょう。

・タイピングスキル

・Word、Excelのスキル

・メールのスキル

また、PCスキルに関する調査結果を紹介しました。調査によって次のことがわかっています。

・大学生のPC所有率は9割以上

・7割以上が「PCスキルには自信がない」

・採用担当者の5割以上がスキル不足を感じている

・採用の際、44.3%の担当者がPCスキルの有無を「重視する」

社会人になる前に基本的なPCスキルを身につけることは大切です。必要なPCスキルについて具体的に知りたいときには、企業が開催するインターンシップに参加することをおすすめします。