大学1・2年生のうちからインターンシップに参加している人もいれば、就活間近になってもインターン未経験の人もいます。平均的な数字では、1人あたり何社くらいのインターンに参加しているのでしょうか。参加率や参加社数など、さまざまなデータを見ていきましょう。

インターンの参加率と参加社数

ここではインターンシップの参加率と参加社数について見ていきます。マイナビが2018年3月に発表した「2019年卒 マイナビ大学生広報活動開始前の活動調査」から、インターン参加に関する結果を紹介していきます。

インターン参加率は78%強

まずはインターンシップの参加率について見てみましょう。「これまでにインターンシップに参加しましたか」の質問では、78.7%が「参加した」と答えています。

18年卒を対象に行った前年の調査では65.2%、17年卒は62.1%、16年卒では58.2%という結果でしたから、インターンシップに参加する学生の割合が年々増えていることがわかります。

参加した平均社数は4社

次に、平均参加社数を見ていきます。「インターンシップに参加した社数を教えてください」の問いでは、以下のような結果となっています。

「1社」…22.5%

「2社」…21.4%

「3社」…14.9%

「4社」…10.7%

「5社」…9.2%

「6社以上」…21.3%

最も多かったのは「1社」、続いて「2社」「6社以上」という結果でした。「1~2社」と答えた人の合計は43.9%と半数近くに上ります。少数のインターンに絞って参加する人が多いことがうかがえます。

一方で、「5社以上」のインターンに参加した人は30.5%いました。前年の調査で「5社以上」と答えた人は17.9%でしたので、大きくポイントを伸ばしていることがわかります。1dayインターンなど期間の短いインターンが数多く開催されるようになったことで、複数のインターンに参加しやすい環境ができているのかもしれません。

全体の回答から平均社数を出してみると、「4.0社」という結果でした。前年は「2.9社」でしたので、参加をした平均社数は大きく増えていることがわかります。

印象に残ったインターンシップ

マイナビの調査では、「最も印象に残ったインターンシップ」の参加期間や内容についても質問をしています。

参加期間はどれくらい?

「最も印象に残ったインターンシップの参加期間」について聞いたところ、次のような回答結果が出ました。

「1日」…55.8%

「2~3日」…17.6%

「1週間程度」…15.1%

「2週間程度」…7.7%

「1カ月程度」…1.7%

「1カ月以上」…2.0%

1dayインターンへの参加者が増えている影響もあってか、「1日」と答えた人が半数以上という結果となりました。

印象に残ったプログラム内容は?

また、調査では「最も印象に残ったインターンシップの内容」についても質問しています。回答結果は次の通りです。

「グループワーク(企画立案、課題解決、プレゼンなど)」…58.2%

「人事や社員からの講義・レクチャー」…37.7%

「若手社員との交流会」…34.8%

「会社見学・工場見学・職場見学」…30.3%

「実際の仕事のシミュレーション体験」…22.2%

「実際の現場での仕事体験」…21.2%

「ロールプレイング形式の仕事体験」…20.4%

最も多かった回答は「グループワーク(企画立案、課題解決、プレゼンなど)」でした。半数以上の支持があることから、印象に残りやすいプログラムであることがわかります。

インターンに参加した目的

調査では「最も印象に残ったインターンシップに参加した目的」についても質問しています。回答は以下の通りです。

「当該企業のことをよく知るため」…62.9%

「自分が何をやりたいのかを見つけるため」…36.4%

「志望企業や志望業界で働くことを経験するため」…33.5%

「仕事に対する自分の適性を知るため」…29.3%

「社会勉強のため」…24.1%

「就職活動に有利だと考えたため」…22.5%

「自分の力を試すため」…14.3%

「自分の専攻が社会で役に立つか知るため」…11.5

「社会経験のため」「適性を知るため」といった回答も多いですが、最も多かったのは「当該企業のことをよく知るため」というものでした。

事前にある程度の業界研究や企業研究を行った上で当該企業に興味を持ち、「もっと詳しく知りたい」という意志をもってインターンに参加している人が多いようです。

どのタイプのインターンを選ぶべきか

今回は、インターンシップへの参加率や参加社数について見てきました。参加社数については、たとえば長期インターンに参加する人は少なくなるでしょうし、逆に1dayインターンのような短期を中心に参加する人では多くなる傾向にあります。

どのタイプのインターンを選ぶべきかは、本人の目的によるところが大きいです。先ほど紹介した「インターンシップに参加した目的」の結果などを参考にして、何のために参加するのかをよく考えてみましょう。目的をはっきりさせることで、選ぶべきインターンが見えてくるはずです。