インターンシップを実施する企業は年々増加しています。学生にとって選択肢が増えることは喜ばしいことなのですが、肝心のプログラム内容はどうなのでしょう。どのインターンも有意義なものばかり、と言えるのでしょうか。今回は、「参加してよかった」と思えるインターンシップについて考えてみます。

「学生が本当に行ってよかったINTERNSHIP AWARD 2018」

リブセンスの就活生向けクチコミサイト「就活会議」は2018年5月、「学生が本当に行ってよかったINTERNSHIP AWARD 2018」を開催しました。アワードのサイトによると、

就活生に向けたインターンシップの開催数が、年々増加している。

一方、インターンの内容は、学生にとって非常に有益なものから、あまり参考にならないものまで、差が出ているのが現状だ。

学生が「本当に行って良かった」インターンはどこなのか。

就活生向けクチコミサイト「就活会議」に寄せられた学生のインターン体験記を元に、学生の評価の高いサマーインターンを選定。

昨夏に開催されたインターンシップを学生目線で評価することで、学生にとって有益なインターンシップが増える一助になればと思い、「学生が本当に行ってよかったINTERNSHIP 2018」を開催する。

とあります。

学生の目線から選ばれたインターンシップとは、どのようなプログラムなのでしょうか。受賞企業を紹介していきましょう。

6つの部門

「学生が本当に行ってよかったINTERNSHIP AWARD 2018」には6つの部門があります。

  • 「総合評価が高かった部門」
  • 「業界理解が深まった部門」
  • 「メンターのコミット部門」
  • 「自己成長に繋がった部門」
  • 「テーマが興味深かった部門」
  • 「選考に有利に働いた部門」

リブセンスでは、2019年卒業予定の学生からインターンシップについての体験記を集めています。これは、実際にインターンに参加した学生による体験レポートで、インターンのテーマや内容に加えて「志望度が上がったか」「その後の就職活動にどのような影響を与えたか」といった本音が記載されているレポートです。

レポートのテキスト情報に加えて、「総合評価」「選考難易度」「業界理解」「会社理解」「メンターのコミット」「自己成長」「内定直結度」「学生のレベル」「テーマの面白さ」の9項目について、5段階評価をしています。

上記の6つの部門の中から、まずは「総合評価が高かった部門」について紹介していきましょう。

「総合評価が高かった部門」

「総合評価が高かった部門」のトップ5を紹介します。この部門は、学生が総合的な観点から「就職活動に役立った」と評価した企業が選ばれます。

1位 野村総合研究所[情報処理/専門サービス]総合評価5.0

  • 選考難易度 4.3
  • 業界理解 5.0
  • 会社理解 5.0
  • メンターのコミット 4.7
  • 自己成長 4.0
  • 内定直結度 4.0
  • 学生のレベル 4.7
  • テーマの面白さ 4.7

2位 Fringe81[webサービス/インターネット附随サービス業/広告]総合評価5.0

  • 選考難易度 3.5
  • 業界理解 3.0
  • 会社理解 3.5
  • メンターのコミット 5.0
  • 自己成長 5.0
  • 内定直結度 5.0
  • 学生のレベル 4.0
  • テーマの面白さ 4.5

3位 ワークスアプリケーションズ[ソフトウェア]総合評価5.0

  • 選考難易度 4.5
  • 業界理解 4.0
  • 会社理解 3.5
  • メンターのコミット 4.5
  • 自己成長 4.5
  • 内定直結度 5.0
  • 学生のレベル 5.0
  • テーマの面白さ 3.0

4位 ネットプロテクションズ[webサービス/その他金融]総合評価4.8

  • 選考難易度 3.0
  • 業界理解 3.0
  • 会社理解 3.8
  • メンターのコミット 5.0
  • 自己成長 4.8
  • 内定直結度 3.2
  • 学生のレベル 3.6
  • テーマの面白さ 4.6

5位 日産自動車[自動車/輸送機]総合評価4.7

  • 選考難易度 3.7
  • 業界理解 4.7
  • 会社理解 4.3
  • メンターのコミット 3.7
  • 自己成長 3.7
  • 内定直結度 2.7
  • 学生のレベル 4.7
  • テーマの面白さ 4.0

インターンシップの内容

「総合評価が高かった部門」で1位となった野村総合研究所では、どのようなインターンプログラムが行われているのでしょうか。冬インターンのレポートの一部を紹介します。

コース:ITソリューションコース

  • 選考フロー:書類選考、1次面接、グループディスカッション
  • 開催時期:2018年2月
  • 開催期間:5日
  • 参加人数:40人
  • 内容:職場配属
  • グループワークを1日目に行った。実際のSIer業務の流れについて理解することができた。その後は職場配属。実際に職場に配属していただくかたちのインターンシップであったため、業務内容の詳しい理解につながり、大変勉強になった。

コース:経営コンサルタント

  • 選考フロー:書類選考、webテスト・SPI、1次面接、グループディスカッション、最終面接
  • 開催時期:2017年12月
  • 開催期間:5日
  • 参加人数:15人
  • 内容:企業Xが、産業Yに参加すべきか否か
  • 基本的に学生に進め方は委ねられる。ただグループによっては、所属部署の社員から進め方をある程度指示されてやっているところもあった。プログラム後半は、リサーチした情報から提案を構造化した。この段階では議論が活発的に生まれ、時に社員と議論をする場面もある。